前提として、
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Windowsのメモリが 8GBはないと辛いです。4GBでも動かないことはないと思いますが……。HDDの空きは30GB以上必要。
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CPUが仮想化支援機能を搭載している必要があります。(PentiumD以降かAthron64以降ならたぶん大丈夫。
よくわからない方は 「VirtualChecker」仮想化支援機能に関するCPUの対応状況を手軽にチェックできるツール - 窓の杜 を使い先に調べておきましょう。INTEL VT-X/AMD-V がEnabled または Disabled/Supported なら使えます。Unsupported だとダメです) -
Windows10 Home 64bit を想定して進めます。
自宅のパソコンに仮想環境構築ソフトのVirtualBoxをインストールし、その中にCentOS7をインストールする。
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仮想環境にはセーブ機能があるので、CentOSの設定を失敗してぐちゃぐちゃになってもリセットすればセーブポイントまで戻れます。
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仮想化ソフトには VirtualBox以外にも VMware や Hyper-V などがありますが、VMwareはセーブ機能が有料で*1、Hyper-V はWindows Pro でしか使えないので今回はVirtualBoxを使います。
1.VirtualBox をダウンロードします
Oracle VM VirtualBox - Downloads
(自分のパソコンが32bitか64bitかの確認は「Windowsキー」を押しながらキーボード右上の「Break」キーを押すと開く基本情報のページから、またはWindows10の場合、左下の「Windowsボタン」を右クリックし「システム」を開くと「システムの種類」の欄に記載されています。Windows7は「windowsボタン」クリック→「コンピュータ」を右クリック→「プロパティ」から確認。
現在は Windows 32bit 版のVirtualBoxがサポート外になってしまったようです。たぶん32bit Windows に64bit版をインストールしても動くとは思うのですが、CentOSも64bitCPUのみ対応で32bitCPUをサポートしなくなったのでいろいろと不具合が出ると思います。
2.ダウンロードした VirtualBox-5.2~~Win.exe をクリックしてインストールに入ります
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基本的にはすべて「NEXT」で大丈夫です。(ただ、もしCドライブの容量が少ない場合(残り50GB 未満とか)インストール場所「Location」の設定の際に、Dドライブ(D:\VirtualBox など)に変更しておいた方がよいです。Dドライブでも問題なく動きます)
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途中で「Warning: Network Interfaces うんぬん」と表示されますが、これはインストールの際に一時的にネットワーク接続が遮断されることがあるという注意です。気にせず「Yes」で大丈夫です。(もしネットワークが切れてインストールがうまくいかない場合は少し時間をおいてから再度試してください)
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最後に「Oracle Corporation ユニバーサル シリアル バス コントローラ」や「ネットワーク アダプター」などをインストールしてくださいと聞かれますので「インストール」を選んでください。
- インストールが完了したら次回へ続く。